2017年01月10日

★シチズン★ ブータン国交30周年記念 卓球親善交流参加報告

皆さま、あけましておめでとうございます。

今年もシチズン時計は、何事にも全力で邁進していきますので、昨年同様よろしくお願い致します。

今回はわたくし、監督の伊藤がニュースを発信します!

 

昨年の12/19~12/26の期間で、幸せの国ブータンに行ってきました。

行きたくてもなかなか行けない国なので、ワクワク・ドキドキ期待しながら飛行機に乗り込みました。

決して遊びに行った訳ではありません(笑)

この事業は、外務省のスポーツ外交推進事業の一環で、日本・ブータン国交樹立30周年記念事業として、日本卓球協会からの派遣で、卓球交流イベントとして卓球指導を行ってきました。

 

まず、簡単にブータンという国の紹介ですが、

中国とインドという両大陸に挟まれたところに位置しており、人口75万人(熊本市の人口ぐらい)、九州とほぼ同じ国土面積です。

街は山々に囲まれており、標高が2,500mと高く、嫌がらせのように坂道ばかりで、少し歩いただけで息苦しくなり、苦痛の連続でした。。

山は神様と崇められており、トンネルも作れないので、何時間もかけて回り道します。

道路には信号がひとつもないのですが、普通に横断することができてしまうくらい、のんびりしています。

生き物(動物・虫など)を殺してはならないらしく、ハエ・蚊でさえパチンとできない・・・。

特に野犬が多く、安心して道のあちらこちらで寝ていました(犬が一番幸せな国かも?)まだまだあるが割愛します。。

 

【寝てる犬たち】 

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【道を歩く牛】

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卓球の指導内容は、

ブータンナショナルチームのメンバーに、ウォーミングアップから、基本打法、練習方法、トレーニングメニューと、幅広く指導を行い、独学でしか卓球をしてこなかった選手ばかりなので、練習を重ねるごとに目に見えて上達していきました。

指導の場面で卓球用語を英語に訳してもらうことが難しく、どう表現すれば理解してもらえるか、日本での指導時には考えなかった部分まで考えて指導に当たれたことも、自分自信の成長に繋がったと感じています。

通訳は派遣隊員の日本人三浦コーチにしてもらい大変助かりました。

彼女は異国の地で孤軍奮闘、何事にも一生懸命取り組んでおり、本当にいろいろな面でお世話になりました。

交流イベントでは、まさかこの年で卓球の試合をさせられるとは思ってもみなかったのですが、10年振りに試合をしてなんとか勝利出来ました。

身体は重いし、痛いし、気圧の関係でボールは沈まない、相手ボールは伸びてくる等々、まともなプレーは披露できませんでした。

もう二度と試合はしないと強く心に誓ってきました。

 

【指導風景】 

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【日本・ブータン選手集合写真】

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卓球環境としては、

ブータン高校生の学校対抗スポーツ大会(日本のインターハイ)がプナカ県にて開催されており、卓球の他にもバスケットボールやバレーボールの試合を見学することができました。

卓球の会場は、床はコンクリート、照明は薄暗く、卓球台の足は段ボールを使って支えていました。

選手が使用しているラケットはかなり古く、何年も張り替えていないラバーもボロボロであり、ボールもトレーニングボールレベルの品質でした。

改めて日本での環境の素晴らしさを身に染みましたし、選手にも感じて欲しいと思いました。

今回、多くの方々の協力を得て、たくさんの卓球用品(ユニフォーム・ラケット・ラバー・ボールなど)が寄贈されましたので、寄贈品を有効に使用して欲しいと思います。

 

【ブータン選手ラケット】

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【卓球台・床】

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【天井・照明】       

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【寄贈品の一部(ラケット・ラバー・ユニフォーム)】

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その他交流として、

BOC(ブータンオリンピック委員会)、JICA(国際協力機構)、GNH(国民総幸福)委員会、なども表敬訪問し、意見交換することができました。

インド大使館(ブータンも兼轄)から平松大使も会場に駆けつけてくださり、卓球交流の場面も観て頂いたので、大変有意義な交流が出来たと感じています。

 

最後に、

卓球というスポーツで、ラケットとボールのみで言語も文化も違う異国の人たちと気持ちを一つに出来たことを、本当に素晴らしいと感じました。と同時に、世界には恵まれない環境で卓球(スポーツ)をしている国がブータンの他にもたくさんあると思います。

今回のような活動が一過性で終わることのないよう、物資援助は勿論、人的支援も継続的に行っていかねばと強く感じました。

今後、少しでも多くの人に実際に現地に行ってもらい、見て、感じ、考えたことを、積極的に行動に移せるよう、国際貢献できる体制を整えていかなければならないと思います。

 

以上